世界中にコレクターや愛好家が多いオメガスピードマスターです。TVスクリーンの愛称で人気の高いコレクターズアイテムになります。独創的なフォルムがとてもオシャレなモデルです。搭載されているCal.1045は、アルバート・ピゲにより設計され、他のクロノグラフムーブメントとは全く違う独創的な構造で、当時、最新の動力伝達方式だった垂直クラッチを取り入れ、操作性や精度を重視した造りになっています。後にレマニア5100として転用され、約30年間も継続して生産された名機中の名機です。センターにクロノグラフの秒針と、飛行機針型の分針を配置し、6時位置に12時間積算計、12時位置に24時間表示、3時位置には日付と曜日といった、アンティークとしては、とても実用性に優れたところも、コレクターから人気が高い理由だと思います。実用性に富んでいるので、普段使いにお勧めの数少ないアンティークモデルです。ケースには使用に伴う小傷があります。針・文字盤なども、経年の焼けや劣化も少ないと思います。SSベルトは使用に伴う傷はありますが、致命的な傷はありません。付属品はありません。日差±10秒以内、ケース径:W約40mm(リューズ含まず)H約43mm(ラグ〜ラグ)ベルトのコマは14個なので、少し細めと思います。飛行機針は購入時より朱色に塗装されています。30年前に購入後、休日などに使用していました。オーバーホールにつきましては、5〜6年に一度、国内にて行っています。最終は昨年の2月末になります。因みにそこからは一切、使用していません。現在も小気味良く稼働しておりますが、すでに50年近くの時を経ているため、いつ故障するかは分かりません。しかしながら、アンティークに理解があり、私に代わり大切にしていただける方をお探ししております。どうぞ、宜しくお願いします。