鈴木香里武さんで注目されている季節来遊魚（死滅回遊魚）の岸壁採集の為の、折り畳み網と伸縮の柄のセットです。当方、交通事故で脚に大怪我をして採集ができなくなり、これから採集や飼育を始めたいという方にお譲りしたいです。これで三浦半島や房総で、たくさんのチョウチョウウオ、ツノダシ、ハタタテダイなど採集し、流れ藻採集などもやってきました。網は採集家御用達の三谷釣漁具店さんに、特注で製作してもらったものです。仕様は「オーダーフォーム」の写真をご参照下さい。このステンレスパイプの枠に、自作で保護のビニールチューブと「牡蠣殻除け」を取付けています。※ 牡蠣殻とは、岸壁の壁面に付いている牡蠣（かき）の事です→漁港で実際にご覧になるとよく分かります。枠＋網だけですと、網に牡蠣の殻が引っ掛かって引き上げる事ができないため、プラスチックの熊手状の物を取付けてあります。採集家の皆さんは、皆それぞれ工夫して網にこのような物を取付けています。牡蠣殻除けは前枠と左右の枠の途中まで。手前はかえって邪魔になるので前面と左右のみです。網は袋状の奥行きがあり、深さは概ね110センチ程。奥行きが三角形だったり浅いと、一旦魚が網に入っても逃げてしまいます。大きさはちょうど新聞紙を広げた2枚分で、折り畳むと1枚分です。コの字形になりますので、車に積む時もそれほどスペースは取りません。網の柄は3段折り畳み。折り畳み時1420ミリ、伸ばして3550ミリ（約3.5メートル）。これも三谷釣漁具店のアルミ製CP-25という商品です（現在は無し）。ネットでは様々な伸縮の柄が販売されていますが、本品はまず折れたり裂けたりの破損は無いと思います。採集後は毎回丁寧に真水で洗い、乾燥して大切に使ってきました（網の柄はしっかり手入れしないと内部に海水が残る）。これから（関東では9月）が本格的な採集シーズンに入ります。流れ藻採集だけでも、本当に色々な魚の幼魚と出会えます。タツノオトシゴやトビウオの幼魚なども入ります。ご自分の趣味としてだけでなく、お子さんと一緒にぜひこの世界を体験してください。スマホやオンラインゲームには無い感動に出会えますよ！ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。